地域情報

怪物種雄牛が誕生 勝乃幸がBMS全国1位

 県肉用牛改良センターは4月28日、同センターで供用している種雄牛「勝乃幸」が、同センターが実施した現場後代検定で全国歴代1位の脂肪交雑(BMS値)を記録したと発表した。
 同牛のBMS値は10・3で、これは本県歴代1位だった「金太郎3」(勝本町生産)、「百合幸」(石田町生産)の8・4をはるかに上回ったばかりか、昨年、鳥取県の「白鵬85の3」が記録した歴代全国1位の9・7も大きく更新した。
 また5等級率は91・7%で、これも本県歴代1位の成績だった。同センターは「信じられないような数値。言葉は悪いが、化け物のような種雄牛が誕生した。長崎和牛の品質向上に大きく貢献してくれるはずだ」と驚いている。
 同牛は平戸市の生産だが、その父・勝乃勝は芦辺町生産。同センターの種雄牛は平茂晴を筆頭に、本市産牛が強力なラインナップを揃えている。今後も勇気、弁慶3、鶴江平茂、桃太郎3、勝忠勝など本市生産の種雄牛の現場後代検定結果が次々に発表される予定となっている。

関連記事

  1. 7月1日壱岐焼酎の日 一斉に乾杯イベント
  2. 安全安心な海を 海保などが海難救助の連携確認
  3. 江戸文化の生活鮮やか。埋文センターで収蔵展。
  4. 壱岐署に新警備艇 最高速度40ノット
  5. 1000個の宝で町おこし 壱岐の新たな魅力を発掘
  6. 下条英則、山内賢明両氏。秋の叙勲を受章。
  7. 白川市長が4選出馬表明。SDGs実現の道筋に意欲。
  8. 石棺墓からゴホウラ製貝輪。弥生時代初期に南方との交流か。聖母宮西…

おすすめ記事

  1. 還暦式で長寿願う 313人が出席
  2. 無人島でかくれんぼ 妻ヶ島で大会初開催
  3. 低塩分、外洋との水温差など指摘 「護岸撤去などで生育環境改善を」 イルカパーク管理・ 環境等検討委員会

歴史・自然

PAGE TOP