壱岐市民病院のクリスマスコンサートが18日に行われ、入院患者らがひと時のクリスマス気分を楽しんだ。昨年から始めたイベントで、今年のテーマは「こころ」。
柳田保育所の園児19人がかわいい衣装で「スズメバチに気をつけろ」「壱州かぞえ歌」などの歌と踊りを披露。同病院の医師・看護師・職員の有志11人が3日前に結成した市民病院合唱団が「赤鼻のナカイ」「雪」「花は咲く」の3曲をきれいなハーモニーで歌った。
ゲストとしてプロギタリストの西村あゆみさんが出演し、オリジナルや「なごり雪」「涙そうそう」のカバーや「ホワイトクリスマス」などを独奏。知っている曲は観客が歌を口ずさんだ。
米城和美看護部長は「合唱団は市民病院選りすぐりの美男美女を揃えたのですよ。入院患者に1年間の疲れや辛さを少しでも癒していただけたらうれしいです」と話した。