新道商工振興会(高尾幸英会長)主催のお宝地蔵大祭が26日、郷ノ浦町の小左衛門地蔵で開催された。
同祭は伊藤小左衛門の供養し、同振興会の商売繁盛や家内安全などを祈願。参加者ひとりひとりに経本で肩を叩く、加持(かじ:諸仏がその不思議な力で衆生を守ること)も行われた。
また、新道商店街の通りを「お宝通り」と名づけた「命名除幕式」も行われ、お宝地蔵前の駐車場に約3㍍の垂れ幕が掲げられた。名付け親の末永孝好さん(株式会社総合インテリアたからや社長)は、「お宝通りの命名通り、新道商店街のみんなが商売繁盛し、地域が活性化するといいですね」と語った。
同祭は平成11年にお宝地蔵の整備・落成から毎年行われており、伊藤小左衛門が没し、今年で348回忌を迎えている。