第25回生涯学習フェスティバル・石田野(いわたぬ)広場が25日、石田農村環境改善センターで、「創・遊・喜・人(今日一日は、遊名人)」をテーマに開催された。
玄海太鼓82のメンバー8人による勇壮な太鼓演奏で開会し、伝承あそび、押し花教室、木工教室、マーブリング、竹細工、石の彫刻、絵手紙など様々な教室が開講。地域住民や子どもたちが、新たな遊び・趣味に取り組んだ。伝承あそびのコーナーでは、年配女性が孫、ひ孫の世代にお手玉、あやとりを教える姿もあった。
石田地区公民館長の米倉勇次さんは「現代社会は便利になったが、人間として豊かな生活を送る場が少なくなっている。様々な学習・遊び体験を通して、高齢者と子どもたち、地域住民が学ぶ楽しみ、参加する喜びを感じてもらえたらうれしい」と話した。
同時に開催された石田町文化展には、町内小中学校の児童・生徒の習字、絵画、工作、版画や、石田保育所・幼稚園の園児による絵画大作、町内の各種サークル会員の作品などが展示された。