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“壱岐の逸ノ城”誕生 霞翠わんぱく相撲

霞翠相撲(横綱決戦。前田(左)さんを右からの投げで崩す永井さん) 霞翠小学校(豊島主博校長、96人)の「わんぱくすもう大会」(翠の会・地域実践部など主催)が9月22日、同小の相撲場で行われ、同小全児童と霞翠幼稚園児30人が出場。紅白に分かれて対戦し、元気いっぱいの取組を見せた。
同大会は1962年から続く伝統行事で、今年で53回目。2005年からは地域で子どもたちの成長を見守る翠の会(現会長は豊坂守さん)が主催となり、学校のスローガンである「タフに育て・霞翠っ子」を目標に、地域を挙げて取り組んでいる。
取組は5・6年生の男女団体戦、霞翠幼稚園団体戦、個人勝ち抜き戦は1・2年生、中学年男女、高学年男女のカテゴリーで実施。取組前には赤組・前田昇さん(6年)、白組・永井悠麿さん(6年)の両横綱による堂々たる土俵入りが披露され、観客からは四股のたびに「よいしょ!!」の掛け声が飛んだ。
男子団体戦ではその横綱同士の対戦が実現。体格で勝る永井さんが右からの首投げ、さらに巻き替えて下手投げで相手を崩そうとするが、前田さんも足を掛けて必死にこらえる力の入る大一番。最後は永井さんが体重をかけて浴びせ倒しで勝負を決めた。
恵まれた体格で“壱岐の逸ノ城”のような永井さんは「練習では勝っていたいたけれど、本番は何があるか分からないので、勝ててホッとしています。中学生になってもみんなと相撲を続けていきたいです。体重?70㌔くらいですかね」と体重の質問には恥ずかしそうにしながらも、満面の笑みを見せた。

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