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玄海灘の風受けふわり 瀬戸浦で凧揚げ大会

 瀬戸浦の春の風物詩、凧揚げ大会が19日、少弐公園駐車場で開かれ、瀬戸小児童ら約80人が参加した。
瀬戸浦々会青年部(平田裕規部長)が主催し41回目。例年、瀬戸市の開催日に開いていたが、今年は翌日にずらした。瀬戸小のクラスごとの凧や一般参加者が作った凧など、色とりどりの約70枚が海からの東風を受けて、次々と空高く舞い上がった。
絵や形、飛び方を基準にした審査も行われ、優勝には初参加の「せととんび」(原田登志子代表)の凧が選ばれた。
せととんびは、瀬戸の夏祭りなどを盛り上げる市民グループで、メンバーは現在6人。凧には祭りで仮装したメンバーを写した過去の写真を貼り付けた。
写真には共に活動した故人の姿も。原田代表(74)らは「(亡くなった)二人が空から引っ張ってくれたと思う」と話した。
また、瀬戸小児童の凧は「瀬戸鬼凧倶楽部」(川添賢治会長)が骨組みを作り提供。児童たちはそれに絵を付けた。同倶楽部は現在13人で活動。今大会では大人の身長を上回る大型の鬼凧を揚げた。凧は「ブィーン」という力強い弓の音を立てながら瀬戸浦の空に舞い上がった。
川添会長(80)は「凧揚げを伝承してもらいたいし、そのために頑張っている。後継者不足の問題もあるが、できるだけ続けてほしい」と話し、凧を揚げる子どもたちの姿に目を細めた。

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