文化・芸術

288年の伝統、勇壮に舁き山 郷ノ浦祇園山笠

 郷ノ浦祇園山笠(同振興会主催)の山笠巡行が7月27日、郷ノ浦市街地一帯であった。
新道流、本町流、下山流、塞流の4流と盈科小の子ども山笠が市街地を巡行。郷ノ浦郵便局前の海岸通りなどでは山笠同士を合わせ押し合う「舁き山」が披露され、担ぎ手は夏本番の日差しの下、沿道からの力水を受けながら勇壮に山を担ぎ上げた。
午後からの佐賀里の石段登りでは、本町通りから警察署前まで石段69段を勇壮な掛け声と共に登り、一番流の新道流が階段途中で山をさし上げると、観客から歓声が上がった。
巡行を終えると本町通りに集まり、打込祝唄で締めくくった。
総裁の吉田寛さん(75)は「熱中症警戒アラートが出ていたが、大人が子どもたちを冷やし続けてくれて嬉しかった。ありがとうございますと言いたい。夏シーズンを迎え、一生懸命来られたお客様に対応して壱岐は良いところというイメージを持っていただきたい」と話した。

関連記事

  1. 中島潔絵画展が開幕 一支国博物館特別企画展
  2. しまの自然情報誌100号に 壱岐自然塾が毎月無料で発行 学校にも…
  3. 牧山空未さん(盈科5年)が最優秀賞 県まちづくりの絵コンクール
  4. レトロテーマに第3回定期演奏会 消防音楽隊ハミングバーズ
  5. 観客「物語の中にいるよう」 壱岐大大神楽 5年ぶりに夏の公演
  6. 昭和~平成の記憶辿る 勝本地区公民館で写真展
  7. 60年の歴史に幕 壱岐「島の科学」研究会が解散
  8. 石田納涼夏祭りが廃止 半世紀以上の伝統行事

おすすめ記事

  1. 「まずは自分で作ってみる」 講師は山内正志さん、いきはくサイエンス
  2. 288年の伝統、勇壮に舁き山 郷ノ浦祇園山笠
  3. 当選の16市議に当選証書付与 西委員長「先を見据えた行動を」

歴史・自然

PAGE TOP