友だち追加

© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20192/22

観光客が求める体験型メニューは。

県観光連盟が実証実験として販売している「長崎しま旅わくわく乗船券」の売れ行きが不振だと、長崎新聞に掲載された。昨年10月末の販売開始から今年2月末までの販売期間で7千枚を販売する目標だったのに対し、1月20日現在で121枚しか売れていないというのは、確かに厳しい数字だ。壱岐市の場合は、大人2千円分の体験型観光割引クーポンを、往復船代金に100円を足すだけで利用できる(島内宿泊者に限る)。観光客にはお得感がある制度に思えるが、いくらオフシーズンだとはいえこれほどまでに売れていないのは、同紙が指摘しているように「周知不足」も大きな要因であることは間違いない。

同乗船券については壱岐市議会でも取り上げられたが、宣伝は県に任せていて、市からの情報発信はほぼ見られない。島内の観光業者ですら知らない人がいるのだから、観光客に伝わっていないのも仕方がない。4月からは本格的な販売が開始される予定で、PR活動に本腰を入れることが求められる。だが肝心の体験型メニューが充実していなければ利用者増は見込めない。今回の実証実験期間に壱岐市が用意したメニューは11種類。周遊タクシー、定期観光バス、辰ノ島クルージング、シーキャンドル作り、真珠アクセサリー作り、釣り体験などいずれも2千円割引で体験できるのだからお得感はあるが、その体験メニューが壱岐を訪れるための決定的な理由になるかは疑問もある。

体験型メニューは、平成25~26年度に県の壱岐島ごっとり市場プロジェクト(総事業費1億2500万円、うち県交付金1億円)で百種以上が開発されたが、この中で現在も続けられているのはごく一部に限られている。これらの体験型メニューがどうして定着しなかったのかをしっかりと検証して、壱岐でしかできない体験型メニューは何なのか、観光客が壱岐に求めているものは何なのかを、もう一度見直してみる必要がありそうだ。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20216/21

アイガモを放鳥。豊作願うさなぶりの祭り。

原の辻ガイダンスで12日、古代米の豊作を願う「さなぶりの祭り」があり、約40人の市民らが参加した。 NPO法人一支國研究会(伊佐藤由紀…

20216/21

インスタで壱岐の魅力発信。地域おこし協力隊の田口さん。「#iki_photo」でシェア。

地域おこし協力隊で情報発信を担当する田口有香さん(40)が、写真や動画を共有できるSNS「インスタグラム」を活用した壱岐市の魅力発信に取り組…

20216/21

ワクチン集団接種が開始。初日60人、2日目114人。1日180人 接種を目指す。

本市の新型コロナウイルスワクチンの集団接種が12日から壱岐の島ホール中ホールの特設会場で始まった。12日は午後のみの実施で60人、13日は午…

20216/14

壱岐初クラフトジン発売。壱岐の蔵酒造「KAGURA」。

壱岐の蔵酒造(石橋福太郎代表取締役)は7日から、クラフトジン「KAGURA(神楽)」(40度、700㍉㍑)の販売を始めた。 ブルーのグ…

ページ上部へ戻る