地域情報

山石さん飼養「かねはる」、全共宮城大会3区出場決定。

5年に1度の「和牛のオリンピック」、第11回全国和牛能力共進会(9月7~11日・宮城県仙台市)への出場牛を決定する県代表牛選考会が7日、平戸市の長崎平戸口中央家畜市場で開かれ、壱岐地区代表として3区(若雌の2)に出品した「かねはる」(父・金太郎3=勝本・山石吉彦さん飼養)が県代表牛に選出された。
審査員からは「体積感が非常に優れていた。後脚の弱さと栄養度が高すぎる点を、本番の宮城全共までに解消して、1席を獲ってもらいたい」と評価され、山石さんは「本番へ向けて、精一杯仕上げて出品する」と全共での健闘を誓った。
同選考会は、和牛の体格や品位を競う「和牛の部」に県内から69頭が出品。8人の審査員が発育状況や立ち姿などをチェックし、19頭の県代表牛を選出。壱岐地区からは5月17日に開かれた地区代表牛選考会で選ばれた2、3、5、6、7区の補欠を含む計17頭が出品された。
全共各部門の中で、「種牛の部」としてもっとも重要視されている7区(総合評価群)は、壱岐地区代表の5頭が、県北代表牛とともに最終選考まで残ったが、「わずかの差」(審査員)で代表牛には選出されなかった。
前回、地元開催となった全共長崎大会では本市から6頭が出品され、いずれも優等賞を獲得していたが、今回は3区の1頭だけ。それでも7区の全共出品対象種雄牛は、壱岐産「金太郎3」に決まっており、5区(繁殖雌牛群)の平茂晴産子なども含め、壱岐産種雄牛が長崎県代表として長崎和牛、壱岐牛の名声を全国に高める役割を果たすことになる。
また巡回審査が続けられている「肉牛の部」にも壱岐産牛が残っており、27日までに代表牛が決定する。

関連記事

  1. 作文「大切な魔法の言葉」 柴田嘉那子さんが全国最優秀賞。
  2. 定数16に20人が立候補。壱岐市議会議員選挙30日投開票。
  3. イルカパーク入園者100万人~10月7日、オープン23年目で達成…
  4. 地域・保護者・学校が一体 霞翠小わんぱくすもう大会
  5. 西村、長嶋さんが受賞。県高体連卒業生顕彰。
  6. 石棺墓からゴホウラ製貝輪。弥生時代初期に南方との交流か。聖母宮西…
  7. チューリップ満開 壮観1万5千本
  8. 1年間の豊作を祈願。献穀田お田植え祭。

おすすめ記事

  1. 米村の大阪教育大が準優勝 関西女子学生剣道優勝大会
  2. 環境省サンゴ礁保全計画 モデル事業「壱岐島」を選定
  3. 尺玉12発、秋の空に大輪 壱岐島ふるさと花火

歴史・自然

PAGE TOP