© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20165/31

記者の目・芦辺中学建設問題

芦辺中学校の建設問題が混迷している。「新築するのに、わざわざ土砂災害警戒区域に建てなくてもいいのではないか」という意見はもっともに思える。
だが土砂災害警戒区域の指定は、本市では平成25年度に始まったばかりで、まだ芦辺町の一部でしか調査が進んでいない。今後、どこが指定区域になるのか判らない状況だ。
壱岐は平坦な島のため「レッドゾーン」は少ないが、傾斜地の長崎市のマップを見るとほぼ真っ赤になっている。警戒区域にも学校、病院は建設されている。壱岐振興局の担当者は「レッドゾーンでも対策を行えば、開発を許可している。崖をコンクリートで補強するのが一般的」と話している。「警戒区域」という言葉にそれほど敏感になる必要がないようにも思える。
新・芦辺中の建設地は、安全性はもちろんだが、これまでの経緯、校区内の位置、学習環境、広さなど様々な要因で判断しなければならない。それらをすべて加味しての最終的な決定は、今後、芦辺中に通う町内小学校・幼稚園・保育園の保護者が中心になって行うべきである。
議会では「中学校舎は市の所有なのだから、全市的な検討が必要」との意見があったが、それは三島小学校の合併を市全体の意見で決定するようなもの。あくまでも地元の保護者の意見が最重要視されるべきで、それ以外の人たちはその決定を見守り、決定後に様々なフォローを行うことが本筋なのではないだろうか。(高瀬 正俊)




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20192/22

木のぬくもりと明るさ特徴。特養「壱岐のこころ」内覧会。

勝本町布気触の旧鯨伏小学校跡地に建設中だった社会福祉法人壱心会(岩永城児理事長)の特別養護老人ホーム「壱岐のこころ」(山内一也施設長)の開所…

20192/22

観光客が求める体験型メニューは。

県観光連盟が実証実験として販売している「長崎しま旅わくわく乗船券」の売れ行きが不振だと、長崎新聞に掲載された。昨年10月末の販売開始から今年…

20192/22

県内数人の快挙!壱岐商初の全商7種目1級合格。情報処理科3年、山口愛実さん。

壱岐商業高校(長池純寛校長、271人)の山口愛実(あみ)さん(情報処理科3年=芦辺中出身)が、昭和24年(1949年)の同校創設以来初めての…

20192/15

移住促進の拠点施設「たちまち」オープン。

芦辺町芦辺浦に9日、市民団体「たちまち」による移住交流拠点施設がオープンし、壱岐市と「芦辺浦地区における移住促進ならびに空き家の活用推進に関…

20192/15

唐津市との連携強化を。

唐津市のJR唐津駅近くに、今年7月までに複合商業施設がオープンする。「唐津新天町パティオ街区再開発プロジェクト」と題されたまちづくり計画で建…

ページ上部へ戻る