© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

議会でタブレット活用 ユーストリーム配信も

デジタル議会(ユーストリーム試験配信)市議会は定例9月会議から、議場でのタブレット端末の使用を開始した。県内の市町議会では初の導入。またユーストリームを活用した議会のインターネット試験配信も同時にスタートさせた。。
タブレット端末は市政策企画課が主催する市民講座用に約60万円で20台購入したものを、議会の期間中に議員に貸し出す形で活用。1日に使用方法のレクチャーが行われ、今議会では3人の議員が実際に活用している。
これまで議場では分厚い議案書などをめくりながら議案審議を行っていたが、その印刷には年間約280万円の経費を要していた。また資料の中から関連項目を探し出すのにも時間を要することなどもあった。
だがPDF化した議案書などをインターネットサイト上にアップロード。それを議場内でタブレットにダウンロードし、「サイドブックス」という実際に紙をめくりながら資料を読むことができるアプリを利用。キーワード検索なども活用して、議案審議のスピードアッブにもつながる。本格的に実用化されれば今後、印刷費が不要になるばかりか、印刷・製本に要していた労力も削減できる。
これまで議案書を閲覧できるのは議会に出席している市執行部、議員、配布を受けている報道機関、当日傍聴に訪れた市民だけ。市ケーブルテレビで視聴している市民は、議案書なしでその複雑な内容を理解することは難しかった。
だが資料が広く配信できるようになれば、タブレット、スマートフォン、パソコンなどの通信端末で市民が誰でも議案書を閲覧しながら議会視聴が可能になる。「開かれた議会」を提唱する壱岐市議会にとって、タブレット導入はその第一歩につながる。
またインターネット回線を利用した議会のユーストリーム中継も試験的に開始した。市議会は市ケーブルテレビでの生中継が行われているが、平日昼間の開会のため視聴できない市民が多い。ユーストリームならパソコン、スマートフォンで生中継も、録画再生も、場所・時間を選ばずに視聴が可能となる。
議場でのタブレット利用、ユーストリーム配信ともまだスタートしたばかりで今後の課題は多くあるが、離島環境の中で人口減少、高齢化という大きなテーマに挑む壱岐市の市政は市民の参加が不可欠だけに、デジタル活用によるオープン化の促進は大きな威力を発揮しそうだ。

 




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20192/22

木のぬくもりと明るさ特徴。特養「壱岐のこころ」内覧会。

勝本町布気触の旧鯨伏小学校跡地に建設中だった社会福祉法人壱心会(岩永城児理事長)の特別養護老人ホーム「壱岐のこころ」(山内一也施設長)の開所…

20192/22

観光客が求める体験型メニューは。

県観光連盟が実証実験として販売している「長崎しま旅わくわく乗船券」の売れ行きが不振だと、長崎新聞に掲載された。昨年10月末の販売開始から今年…

20192/22

県内数人の快挙!壱岐商初の全商7種目1級合格。情報処理科3年、山口愛実さん。

壱岐商業高校(長池純寛校長、271人)の山口愛実(あみ)さん(情報処理科3年=芦辺中出身)が、昭和24年(1949年)の同校創設以来初めての…

20192/15

移住促進の拠点施設「たちまち」オープン。

芦辺町芦辺浦に9日、市民団体「たちまち」による移住交流拠点施設がオープンし、壱岐市と「芦辺浦地区における移住促進ならびに空き家の活用推進に関…

20192/15

唐津市との連携強化を。

唐津市のJR唐津駅近くに、今年7月までに複合商業施設がオープンする。「唐津新天町パティオ街区再開発プロジェクト」と題されたまちづくり計画で建…

ページ上部へ戻る