来春のセンバツ甲子園につながる第155回九州地区高等学校野球大会(秋季大会)の準決勝が12日、決勝が14日に長崎市のビッグNスタジアムで行われ、壱岐が準優勝し26日から大分県である九州大会への初出場を決めた。橋でつながっていない離島の県内高校が九州大会に出場するのは初の快挙となった。準決勝の大崎戦は浦上脩吾~山口廉斗の無四球完封リレーで3‐0と快勝し、上位2校に出場権がある九州大会への出場を決めた。決勝は秋季大会4年連続九州大会出場を決めた海星相手に4回まで2‐0とリードしたが、惜しくも6‐4で逆転負け。県大会初優勝は逃したが、8、9回に得点し粘りを見せ、センバツ甲子園出場へ向けて大きく前進した。