文化・芸術

入館者が130万人到達 開館14年目の一支国博物館

一支国博物館の入館者数が20日午前10時ごろ、2010年3月14日の開館から4388営業日目で通算130万人に到達した。
130万人目となったのは大阪府富田林市から観光で来館した宮川政雄さん(65=会社役員)、智春さん(64)夫妻。政雄さんは「びっくりしましたが、130万人目になることができ、素晴らしく嬉しいです」と喜んだ。
宮川さん夫妻は大河ドラマ「どうする家康」を観て秀吉による朝鮮出兵に興味を持ち、昨年は佐賀県唐津市の名護屋城跡などに旅行。勝本城跡のある壱岐も訪問したいと思い、壱岐・対馬の旅を企画した。到着した19日には市内名所を観光。「猿岩は本当に猿だったし、ゴリラ岩もゴリラにそっくり。男嶽神社の景色も素晴らしかったし、掛木古墳や鬼の窟古墳なども見て回った。砂浜もすごくきれいだった」と壱岐観光を楽しんだ 20日は原の辻ガイダンスを訪れ、「人面石」が博物館で展示されていることを教えられ、来館することになった。
宮川さん夫妻には同館の図録6種、人面石クッキー詰め合わせ、人面石しぼりが贈られた。河合恭典副館長は「コロナの影響で130万人到達は当初の予定より1年3か月程度遅れてしまった。観光客は戻りつつあるが、市内在住者はまだ外出しない傾向が残っていて、コロナ前の人出には戻っていない。改めて一支国博物館を見直してもらえるように、様々な企画を考えていく」と話した。

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