壱岐署(藤永慎哉署長)は犯罪被害者週間(11月25日~12月1日)に伴い、古本の売却資金を犯罪被害者支援に充てるホンデリング活動や被害相談電話など、犯罪被害者等支援のための具体的施策を行う。
ホンデリング活動は、壱岐警察署と各駐在所に古本回収箱を設置し、市民らから寄贈された古本を業者に買い取ってもらい、その資金を全国の被害者ネットワークを通じて公益社団法人長崎犯罪被害者支援センターに寄附する活動。被害者の転居費用の支援、無料カウンセリングや法律相談の充実などに充てられる。寄贈できる本はISBN(国際標準図書番号)のある本で、マンガ本、一般雑誌、百科事典などは取り扱いできない。
被害者相談電話は全国統一の警察相談専用電話「#9119」で受け付けている。また警察庁犯罪被害者支援室ホームページでは、各都道府県警察の被害者相談窓口のリンク先を案内するページを掲載している。
犯罪被害者等支援のための具体的施策としては、①相談・捜査の過程における犯罪被害者等への配慮及び情報提供②精神的被害の回復への支援③経済的負担の軽減に資する支援④犯罪被害者等の安全の確保⑤犯罪被害者等支援推進のための基盤整備を行っている。