九州電力労働組合福岡支部壱岐分会と九電工労働組合壱岐分会は14日、ウクライナ避難民への人道支援金10万5千円を、避難を支援している石田町在住の小野ヤーナさん(39)に手渡した。
両分会は労組内で支援金を募り、5月26日にはヤーナさんと夫の一馬さん(36)に講演を依頼し、ウクライナの現状や夫婦の活動を聞いていた。
支援金の内訳は、分会組合員と会社側からの募金7万5千円と、昨年末から取り組んでいるタイワンリス駆除に伴う報奨金を積み立てていた一部3万円。
壱岐テレワークセンターで支援金を渡した九電労組福岡支部壱岐分会の大河真士委員長(43)は「大変な状況ではあると思うが、より多くの支援の輪が広がればと思います」と話した。
ヤーナさんは「皆さんに感謝します。お金だけでなく、(ウクライナに関心を持っていただける)気持ちが嬉しいです」と感謝の気持ちを表した。