一支国博物館で開催されている「しまごと芸術祭2013」(24日まで)の中心的なイベント「壱岐市民絵画・写真展」の表彰式が17日、同博物館多目的ホールで行われた。
展示されたのは壱岐の歴史的な風景、風物詩などをテーマにした絵画158点(小学生128点、中学生4点、一般26点)、写真13点(一般のみ)の計171点。展示期間中に観覧者が投票を行い、上位となった小中学生絵画8点、一般絵画6点、写真4点を優秀作品として選定。受賞者には賞状と水彩絵の具セットなどの賞品が贈られた。投票数は259票だった。
「クジラに乗る夢を見た」を描いた野田真聖さん(盈科小4年)は「1度だけですが、クジラに乗った夢を見たことがあり、それを思い出して描きました。クジラの縞の部分を丁寧に描いたのが良かったと思います」と胸を張った。「壱岐の海の中も原の辻遺跡!?」を描いた品川幸香さん(霞翠小4年)は「コンクールで初めて表彰されてうれしいです。お母さんと一緒に原の辻遺跡を訪れてよく観察し、遺跡を忠実に描くことに気を付けました」と受賞を喜んだ。
【優秀作品】▽小中学生絵画の部 野田真聖(盈科小4年)「クジラに乗る夢を見た」、貞方陽太郎(盈科小2年)「ぼくがつったかわはぎ」、月輪美佳(渡良小5年)「海のなか」、小金丸桃花(柳田小2年)
壱岐の牛」、大久保結貴(初山小1年)「くじらにのってたのしいな」、品川幸香(霞翠小4年)「壱岐の海の中も原の辻遺跡!?」、堤凜太郎(筒城小1年)「大きな船だなぁ!!」、山下玲於(石田中2年)「初夏の角上神社」
▽一般絵画の部 岩永啓子「お人形さん」、斉藤弘子「グラジオラス」、坂口彰一「秋を生ける」、吉岡博子「ひまわり」、渡野栄治「島の洞窟」、志夏「牡丹」
▽一般写真の部 市岡賢「壱岐で一番早く咲いた桜」、西川雅章「焼酎だったら…」、目良正夫「壱岐に一本の珍しい木 なんじゃもんじゃ」、山西實「聖衆来迎(しょうじゅうらいごう)」