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特養ホーム「壱岐のこころ」、上棟式で餅まき。

現施設の老朽化に伴い来年度に移設・新築で開所する特別養護老人ホーム・短期入所生活介護・デイサービスセンター「壱岐のこころ」(社会福祉法人壱心会運営)の上棟式が20日、勝本町布気触の旧鯨伏小学校跡地で行われた。

上棟式の神事、壱岐島荘で開かれた直会(なおらい)に続き、新築工事現場では関係者、地元住民、こころ医療福祉専門学校生徒、鯨伏幼稚園児童ら約200人を集めて餅まきを行った。建設中の建物の最上部から餅をまいた同会・岩永城児理事長は「昨年9月に着工した施設新築工事も、無事に上棟式を迎えられることができた。快く工事に協力していただいた地元の皆様のおかげです」と感謝の気持ちを述べた。

11月に竣工予定の新施設は、木造2階建てで建築面積2600平方㍍、延床面積5094平方㍍、敷地面積3500平方㍍。1階西棟に多床室40床(4人部屋×10室)など、同東棟にショートステイ20床(4人部屋×4室、個室4室)、デイサービスなど、2階に新型特養ユニット型個室60床(6ユニット)を設け、入所定員100人、短期入所は利用定員20人、通所30人を予定している。

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