地域情報

草合さんに緑十字金章 多年にわたり交通安全活動

交通安全のために顕著な功績のあった人に対し警察庁長官と全日本交通安全協会会長が連名で表彰を行う令和3年度「交通栄誉章緑十字金章」の表彰伝達式が7日、壱岐署で開かれ、郷ノ浦町の草合祐三さん(75)に賞状と記念品が贈られた。例年は交通安全国民運動中央大会で、秋篠宮殿下、同妃殿下ご臨席の下、表彰が行われるが、新型コロナ感染拡大防止のため、今年度は各警察署での伝達式となった。

今年度の金章受章者は全国で114人、本県では2人、本市では草合さん1人だけの受章だった。全日本交通安全協会からは、妻・四三子(よみこ)さん(73)にも「この受章はあなたの多年にわたる

ご協力や励ましの賜物であります」と感謝状が贈られた。
草合さんは「栄えある賞を頂き光栄です。多くの方々のお力添えがあったからこそ頂けたもので、この賞に恥じないように今後も地域交通安全のお役に立てれるように頑張りたい」と感謝の言葉を述べた。

草合さんは30歳だった1977年に、県内で最初にできた壱岐郡交通安全協会の自衛パトロール隊の隊員となったことで交通安全に関わりを持った。伝達式には当時の写真を持参し、懐かしそうに当時を思い出していた。

「自衛パトロール隊で27年間、その後は地域交通安全活動推進委員として4年間を務め、2013年からは飲酒運転根絶アドバイザー、16年からは地域安全サポーターを現在も委嘱されている。交通安全に携わった45年間は、長いようであっという間だった。横断歩道を渡る児童たちがしっかりと振り向いて挨拶してくれる。こんな素晴らしい文化は全国でも珍しい。今後も家の前を通る子どもたちに声掛けを続けていきたい」と話した。

関連記事

  1. トライアル逆参勤交代。首都圏から10人が研修。
  2. 車両水中転落事故の2人を救助 3人に署長感謝状贈呈
  3. 台風前に事前放流。永田ダムで壱岐初。
  4. 初代メンバーが1日限り復活。風舞組25周年記念公演。
  5. GCは吉井さん生産「けいこ」。和牛共進会は芦辺が席巻。
  6. ツインズビーチ 海水浴場海開き
  7. 焼酎ひろばに400人 35種を利き酒
  8. 亡夫が15年間見守った灯火。千代ヶ瀬灯標監視を妻が継続。灯台の日…

おすすめ記事

  1. 還暦式で長寿願う 313人が出席
  2. 無人島でかくれんぼ 妻ヶ島で大会初開催
  3. 低塩分、外洋との水温差など指摘 「護岸撤去などで生育環境改善を」 イルカパーク管理・ 環境等検討委員会

歴史・自然

PAGE TOP