地域情報

コロナ検査気軽に 検査キット自販機設置

新型コロナウイルスの感染を調べることができる検査キットの自動販売機が、郷ノ浦町の飲食店「洋食とコーヒーの店トロル」近くの路地に設置され、8月23日から販売を始めた。自販機の設置は本県では大村市、佐世保市に続いて3台目で、離島では初。

自販機ではPCR検査キット(税込4千円)と抗原検査キット(同3千円)の2種類を買うことができる。大村市では設置後の反響が大きく、職場単位などで20~30個まとめて買う人もあり、8月中に抗体検査キットが1500個、PCR検査キットが3百個売れたという。

PCR検査キットは唾液を採取し、指定された方法で検査センターへ郵便以外の方法で発送。24時間以内を目安にメールやショートメッセージで結果が通知される。抗原検査キットは鼻もしくは口から検体を採取し、検査キットで調べる。15~20分で結果が判明する。いずれも微熱や体の違和感などで病院を受診するかの判断材料として活用できる。

設置した同店代表取締役の中山貴史さん(46)は「イベントを開催する時に陰性の安心を持って、感染予防をしながらできたらいいなと思いました」と話した。

キットを販売する株式会社ツルハラ大牟田営業所の竹森駿平さん(31)は「学校や仕事に行っても大丈夫かな、と思う人も多い。24時間買うことができ、『安心』を買っていただく意味でも役立ててもらえれば」と話した。

関連記事

  1. 合口香菜さんが「顔」 壱岐島ごっとり市場
  2. 3万個のイルミネーション。旧初山中で1月4日まで点灯。
  3. 611㌔おいきの旅がゴール。朝来市から20人が弥兵衛墓参。
  4. 10%お得な商品券 1人10セットまで
  5. ツルの北帰行がピーク 数百羽が羽休め
  6. 国境離島に118億円。新年度政府予算案が閣議決定。
  7. 小中学生絵画展 小金丸記念館
  8. 焼酎ひろばに400人 35種を利き酒

おすすめ記事

  1. 「ぜひ不妊去勢手術を」 壱岐島299が譲渡会
  2. 協定締結が50者に到達 エンゲージメントパートナー 壱岐新時代 構想に弾み
  3. 県知事賞に 農業組合法人五月

歴史・自然

PAGE TOP