本年度市戦没者追悼式(県戦没者慰霊奉賛会壱岐市支部主催)と同慰霊祭(市戦没者慰霊奉賛会主催)が23日、壱岐の島ホールで開催され、遺族、来賓など約4百人が参列した。
追悼式は国歌斉唱、黙祷が捧げられ、同支部長・白川博一市長が主催者追悼の詞を読み、1952柱の市関係戦没者の御霊に哀悼の誠を捧げ、遺族、来賓らが献花を行った。
戦後72年が経過し、遺族の高齢化が進んでいることから、次の世代にしっかりと語り継いでいくために、今年度初めて市内4中学校の代表者(郷ノ浦・吉田香友葵、勝本・辻廉矢、芦辺・長元愛奈、石田・長島来希=いずれも3年)が平和宣言を読み上げた。
慰霊祭は神式で営まれ、戦火に散った英霊に招魂の儀、祝詞奏上、神楽奉奏、玉串拝礼、送魂の儀など神楽を捧げた。