勝本町の壱岐イルカパークはこのほど、3月に仲間入りしたオス2頭のイルカの命名式を行った。
名前は7月まで一般から公募。全国495人から982案の名前が寄せられ、地元中学生、高校生の意見を参考に、イルカパーク振興会が決定した。
推定7歳のオスは「はじめ」で、命名者は山田響さん(石田小3年)。山田さんは「イルカパークにはじめてやって来たイルカなので、『はじめ』と名付けました」と由来を説明した。
推定5歳のオスは「あお」で、命名者は朝永光さん(盈科小1年)、山川純歩さん(石田小3年)、小長谷奈都子さん(41=京都府)、亀井広子さん(52=山梨県)の4人。朝永さんは「壱岐の青い海と空から」、山川さんは「青い空に向かってジャンプして欲しいから」とそれぞれ命名の理由を語った。
命名者には記念品と、イルカパーク年間パスポートなどが贈られた。2頭は来春からショーなどにデビューする予定で、トレーニングを開始している。