原の辻一支国王都復元公園「古代米づくり」の秋の収穫祭と原の辻ウォーク2016が5日、原の辻ガイダンスなどで行われた。
復元公園を散策する原の辻ウォークは、3㌔に75人、8・8㌔に44人の計119人が参加。チェックポイントでスタンプを押し、クイズに解答しながら秋の風景を満喫した。
収穫祭は、ガイダンス来館者が7月20日に、平成22年3月の開館以来通算20万人を突破したのを記念して、私立別府大学短期大学部食物栄養科の生徒で組織するアイドルグループ「育(いく)ドル娘」のメンバー18人がゲスト参加した。
育ドル娘は平成22年結成。現在は28人のメンバーが「歌とダンスで食育を」をキャッチフレーズに、食中毒予防、食事マナーの指導、一汁三菜の推奨、食生活改善などを保育園や地域の行事で呼び掛ける活動を、年間40回程度行っている。収穫祭のステージでもオリジナル曲の「一汁三菜」「手洗いマンボ」など4曲をダンスとともに披露。来場した子どもたちと一緒に踊った。
ブースでは、この日、壱岐に来てから原の辻の古代米を使って手作りした「緑米と大分シイタケ粉末のおこわ」「黒米のおはぎ」「赤米のおこし」を振る舞ったり、手作りカレンダーや大分シイタケのプレゼントも行った。
リーダーの中村亜美(つぐみ)さん(2年)は「子どもたちが一緒に踊ってくれて、とても楽しかった。子どもたちにもバランスの良い食事の大切さや食中毒の怖さを知ってもらえたら嬉しい。古代米は初めて調理したが、思っていた以上においしかった」と新しい食材との出会いも楽しんだ。