地域情報

高齢者の犯罪「みたんない」 防止標語4点を表彰

壱岐署(中嶋欽也署長)は16日、市内の中高生から募集した高齢者の犯罪防止標語の入賞者4人を表彰した。
同署によると、市内の犯罪認知件数は昨年より減少しているものの、特殊詐欺事件や万引きなど、高齢者が被害者、加害者になる割合は高まっている。年に4回開催されている警察署審議会では高齢者の犯罪防止に関して「被害、加害とも、子どもたちからの声掛けがもっとも効果が大きい」との意見が出されたため、今回初めて標語の募集を行い、1405点の応募があった。
被害防止部門で署長賞を受賞した草合研作さん(志原小5年)は「振り込め詐欺のことは学校で教わった。祖父母に気をつけてもらいたいと思い、標語を考えた」、加害者部門署長賞の吉川亜佑さん(壱岐高1年)は「お年寄りの万引きなどが増えているのを聞いて悲しくなった。止めて欲しいので、壱州弁の標語で語り掛けた」と作品について話した。
入賞作と佳作2点を加えた計6点は今後、市内のスーパーマーケット、病院、薬局などで掲示する。

 

関連記事

  1. 男岳山の石猿群を描く。劇団子未来座・壱岐
  2. 専門学校で開校式。留学生も入学予定。
  3. 壱岐に寄付を!! ふるさと納税PR
  4. 青田祭開く  宮中献穀事業
  5. 割石前団長が急きょ辞任~新消防団長に岩永章さん。若者に魅力ある消…
  6. 団員に3つの誓い。交通少年団入団式
  7. 「知ることが自分の心の成長」読書感想文最優秀の寺井さん。
  8. 市老人ホームに3姉妹。75年ぶりの同居生活。敬老の日

おすすめ記事

  1. 壱岐初のZINEイベント 市内外40組が出展
  2. 田中海凪さん(石田中2年)に内閣総理大臣表彰 障害者週間のポスターが全国最高賞 ヘルプマーク の周知訴える
  3. 壱岐署が各種支援活動を実施 12月2日まで犯罪被害者週間

歴史・自然

PAGE TOP