勝本町出身ボートレーサー・下條雄太郎(29)が、4~9日に地元・ボートレース大村で開催されたGⅠ海の王者決定戦に出場。初日のドリームレースで2着になるなど予選で好成績を続け、5日目は準優勝戦に進出した。
準優勝戦で3号艇から果敢なスタートを切った下條は、1ターンで1号艇原田幸哉に内から果敢に挑んだが、わずかに及ばず。その隙に辻栄蔵のまくりを許し、3着で優勝戦進出を惜しくも逃した。それでも優出の2着狙いではなく強気に攻めて行ったレースに、完成した新スタンドから地元ファンの熱い声援を浴びた。
最終日の特別選抜A戦でも、同期の篠崎元志、王者・今村豊らを相手に果敢に攻めて、3着となった。
今年はファン投票で出場が決まっているSGボートレースオールスターが同じく地元・大村で開催される(5月26~31日)。昨年の福岡オールスターは準優勝戦進出はならなかったものの、2勝を挙げて水神祭の儀式を味わった。さらに磨きの掛った今年は地元の代表として、SG初優出の期待がかかる。