「2014全日本綱引選手権大会」(日本綱引連盟主催)が2日、東京・駒沢オリンピック公園総合運動場体育館で行われ、長崎県代表として出場した「むぎ焼酎壱岐・遠山の金さん」は、予選第8ブロックで0勝5敗と勝ち星を挙げることができず、無念の予選敗退となった。米村誠晃監督は「全国レベルの強さを改めて痛感した」と悔しがった。
同チームは開会式で、20年連続出場の特別表彰を日本綱引連盟・秋山肇会長から受賞。競技後は東京壱岐雪州会、長崎県人クラブ、長崎県人会、酒販業者らが偉業を讃えて「20年連続出場場記念慰労会」を品川プリンスホテルで開催し、選手、応援団ら約100人が参加した。
チームの後援を務めている玄海酒造・山内賢明会長は「これも選手の精進の結果。来年は21年連続出場へ向けて頑張ります」とあいさつ。演歌歌手の対馬一誠、オペラ歌手の市山惠一らが歌で会を盛り上げた。