壱岐高校(重村恭彦校長、397人)の本年度煌雪祭(文化祭)が5~6日にあり、同校野球部が3月に初出場した選抜大会の様子などを映した写真展が催された。生徒はじめ文化祭に来場した保護者らが観覧し、甲子園出場の感動を振り返った。
写真展は、6月に一支国博物で開催された報道写真展「甲子園への道」(壱岐新聞社主催、同博物館共催)で使われた写真パネルの寄贈を受けて開催。教室一室を会場にして数十枚を展示した。
観覧した郷ノ浦町の長岡祐樹さん(51)は「報道写真展に行けなかったで、今回見れてよかった。甲子園はスタンドから応援したが、(選手の)表情まで見えなかったので、生き生きとした表情が映されていてよかった」と話した。
また、甲子園での試合日が誕生日で「最高の誕生日プレゼントだった」と振り返る齋藤美乃里さん(3年)は、「甲子園という高校野球頂点の場所で、同級生が試合をしている姿を見て感動したし、努力が実ってよかったと思った。写真を見て甲子園の思い出がよみがえった。同級生にもう一度、お疲れさまと言いたい」と話した。