第49回県ジュニア陸上競技選手権大会が22日、諫早市のトランスコスモススタジアム長崎で開かれ、壱岐ジュニアランナーズ(Jr)から7人、郷ノ浦中から1人が出場。男子Cクラス(小学校5、6年生)百㍍決勝で、壱岐Jrの福原悠吾(志原6年)が優勝した。
福原は予選1組で12秒77の自己ベストをマークし、予選トップで決勝に進出。決勝は12秒86と予選の記録はやや下回ったものの、2位の武本凰希(調川Jr6年)に0秒24差をつける圧勝となった。
福原は昨年、日清カップ第35回全国小学生陸上競技交流大会県予選の小学5年男子百㍍で優勝し、全国大会でも4位に入る活躍を見せた。今年は全国大会優勝を目指して練習を積んできたが、全国小学生交流大会は県予選、全国大会とも新型コロナウイルスの影響で中止となり、今大会が小学生短距離では唯一の公式大会だった。小学校での全国制覇の夢は不運にも叶わなかったが、中学生になる来年以降の活躍が大いに楽しみになってきた。
【成績】▽男子Cクラス百㍍決勝 ①福原悠吾(壱岐Jr6年)12秒86▽男子Dクラス百㍍決勝 ⑤加勢田隆希(壱岐Jr4年)15秒60▽男子Cクラス4×百㍍リレー決勝 ⑥壱岐Jr(加勢田莉空、竹下瑛汰郎、松本侑志、福原悠吾)56秒79▽女子Cクラス走り幅跳び決勝 ⑧岩本栞(壱岐Jr6年)3㍍75