友だち追加

© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20209/21

クレーン車で救助協力。齊藤豊さんに感謝状。

市消防本部は「救急の日」の9日、救助活動に協力した勝本町の齊藤工務店代表、齊藤豊さん(73)に感謝状を贈呈した。

8月6日午後7時10分頃、同町本宮東触の農道を70代の男性が運転するトラクターが運転操作を誤り、2㍍下の用水路に転落する事故が起きた。男性はトラクターの下敷きになり、意識はあるものの、あばら骨2本を折った上、腕と脚が挟まり動けなくなった。通報を受けた救急隊員が駆け付け、機材を使って車体を持ち上げ挟まった脚を抜くことができた。壱岐病院の医師も駆け付け点滴処置が行われる中、腕を抜くには機材の設定を変更するため時間がかかる状況だった。

現場に居合わせたJA壱岐市畜産部の職員、都野川秀(しげし)さんが知人の福田建設社長の福田恵さんに連絡。福田さんは都合で運転ができなかったため、齊藤さんに電話でクレーンを要請した。

「おおごとがおきとる」。そう電話を受けた齊藤さんは自宅倉庫にあるクレーンで現場に駆け付け、トラクターを持ち上げ、腕を抜くことに成功した。クレーンの操縦席から男性は見えない位置だったが、現場の隊員の誘導を受け操作。クレーン操作歴20年以上の経験が迅速な救助の成功に導いた。救助された時には思わず拍手したという齊藤さん。「やったかいがありました」と振り返った。

山川康消防長は「深く感謝します。まさに市民、消防、医療が連携した活動だった。今後とも協力をお願いします」と述べた。

同消防本部によると、腕や脚を2時間以上圧迫した後、解放すると、筋肉細胞の障害に伴う毒素が全身に広がり、死に至る「クラッシュシンドローム」が起こる懸念があったが、齊藤さんの迅速な活動により防ぐことができた。男性は入院はしたものの、現在は退院している。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20228/15

野球で勝本中が初の全国切符 東陵中破り第3代表に決定 九州中学校 体育大会

壱岐のアスリートが全国、九州、県の舞台で躍動した。4~6日に熊本県で開かれた九州中学体育大会軟式野球競技で、県中学総体優勝の勝本中は準決勝で…

20228/15

交通事故根絶への願い 壱岐署でヒマワリ大輪開く

壱岐警察署駐車場の花壇に植えてあるヒマワリが今月上旬、満開を迎え、大輪の花を開かせた。 平成23年、京都府内で4歳男児が犠牲となる交通…

20228/15

壱岐の魅力 新たな視点で 応募作品を展示「島の写真展」

郷ノ浦観光案内所2階で開催中の「島の写真展」で、市民や観光客が撮影した写真が展示されている。 写真展は市地域おこし協力隊の髙田望、田口…

20228/8

「命つなげたい」 犬猫保護団体が初の譲渡会

犬、猫の殺処分ゼロを目指す有志の団体、壱岐島わんにゃんお守り隊299(松嶋純子会長ら20人)が7月31日、初めて保護猫の譲渡会を柳田地区公民…

ページ上部へ戻る