壱岐の風物詩、半城湾のチューリップ畑が、桜の満開とほぼ同時に開花のピークを迎えている。
畑は郷ノ浦町庄触の牧永護さんの敷地で、牧永さんの近所の16人と2業者が協力して、昨年12月に床を作り、球根約2万個を植え付け、2回の草取りなど管理を行ってきた。3月下旬には開花が始まり、4月を迎えて色とりどりの花がほぼ満開となった。
好天に恵まれた6、7日の週末は、チューリップ畑の縁に植えられた桜とともに花の競演を楽しむことができ、観光客や市民が多数見物に訪れた。今年から設置された記帳ボードには「きれいで感激した」「毎年、素晴らしい景色をありがとうございます」など感想の書き込みがあふれていた。
チューリップは品種によって開花時期が違うため、今月下旬過ぎまでは楽しむことができそうだ。