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子牛平均価格71万円を突破 初百万円超えが7頭誕生

JA壱岐市の定例12月子牛市が1、2日の2日間、芦辺町の家畜市場で開催され、平均価格は71万703円を記録。歴代最高だった前回の10月市場から約2%、約1万4千円上昇した。歴代最高記録の更新は昨年10月市場から8市場連続で、今年1年間はすべての市場が新記録となった。
牝は平均65万4820円、去勢は平均75万4620円。最高価格は「福」(去勢、父勝忠平、母ちくし、母の父安福久)で107万8千円(税込116万4240円)で、税別では初の子牛取引額百万円突破。税別での百万円超えは計7頭(去勢のみ)だった。
入場頭数は前回から145頭増の762頭で、759頭が取引成立。取引総額は5億3942万3280円で前回より約1億1千万円増、昨年12月市場より約8200万円の増加となった。
谷口覚畜産部長は「11月の全国平均が70万円を突破していたので、壱岐でも70万円を超える予感はあったが、71万円を超えたのは予想以上だった。繁殖農家にとっては大きな刺激になるはずだ。肥育農家にとっては確かに厳しい価格だが、いまは枝肉価格もほぼ同程度上がっているので、何とか経営ができている。2年間で5割もの価格上昇は異常とも思えるが、購買者の話を聞くと80万円を超えるのではないか、という意見もある。JAとしては、若者が参入できるように、価格面でも先が見えるように安定してくることを願っている」と異常高値を分析した。
3日に行われた成牛市は137頭すべてが取引され、8132万8320円の取引総額となった。

 

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