地域情報

調整金増額に反対意見続出 市航路対策協議会

 市航路対策協議会が8月28日、市役所郷ノ浦庁舎で行われ、九州郵船から11月から来年1月までの燃油サーチャージが1ゾーンになることが報告された。
 同時期の燃油サーチャージを決定する7月の原油CIF価格が4万9413円で、同社が設定する基準の1ゾーン(4万4574~4万9573円)に入った。8~10月は0ゾーンで同チャージが無料だったが、11月からは博多便片道でフェリー110円、ジェットフォイル180円の調整金が料金に加算される。
 協議会では委員から「7~8月の乗船客数が好調なのだから、そのキャッシュバックを行っても良いのではないか」「燃油サーチャージのゾーン設定自体を見直すべき」「調整金によって大きく料金が変わると、旅行商品の競争力が落ちる」などの意見が出された。
 また同チャージ以外でも「欠航などの運行状況は現在、FAXで市や観光連盟に連絡されているが、九州郵船のホームページやSNSで直接発信すべき」「夏休み期間、ジェットフォイル待ちの行列に苦情が多かった。家族で席がバラバラになるケースもあった。指定席化を考えるべきだ」「旅客が減るシーズンオフ期は、冬季料金を導入するべき」など様々な意見が出された。
 会長を務める白川博一市長は「10月に再度、協議会を開催し、意見をまとめて、文書で九州郵船に申し入れる」との方針を示した。

関連記事

  1. 飲食店・宿泊施設に 30~100万円支援。
  2. 市内でO111発症 今年2人目
  3. 石棺墓からゴホウラ製貝輪。弥生時代初期に南方との交流か。聖母宮西…
  4. 学園祭で壱岐ブース開設。博多女子高校生徒が販売。
  5. 驚愕の平均価格8・9%増。アフターコロナ見えた子牛市場。2年4か…
  6. 九州政財界トップが集結。長崎IRを九州一体で支援。九州知事会議・…
  7. 筒城浜で海開き神事 海水浴の安全を願う
  8. ワカメ大きく育って 三島小児童が養殖体験

おすすめ記事

  1. 庄触でヒマワリ大輪 被害者支援の絆プロジェクト
  2. 県大会2連覇、全国大会へ 初山小が6度目のV、上位4位を独占 交通安全こども自転車県大会
  3. 開花は数十年に一度のリュウゼツラン 近くにハイビャクシンの繁茂も

歴史・自然

PAGE TOP