地域情報

八幡っ子がウニ割り体験 漁協が1500個用意

市漁協女性部連絡協議会(大久保典子会長)はこのほど、壱岐東部漁協で「のびのび海の子体験・水産教室」を開催した。
小学生に海の美しさや海産物に興味を持ってもらうのが目的で、同会、同漁協・婦人部、八幡小学校(三根圭子校長、54人)の協力で、今年初めて実施。同小の全児童が参加した。
教室には漁協婦人部の海女が収獲した約1500個のムラサキウニを用意。現役海女らの指導の下、児童はウニ割り、ウニかき体験に挑戦した。
酒井陽菜さん(4年)は「おばあちゃんが海女をしているので、ウニかきは家で手伝ったことがあります。殻に沿ってうまくスプーンを入れると、身をきれいに取り出せます。やさしく持てばトゲも刺さりません」と見事な腕前を披露した。
同婦人部の中美鈴部長(53)は「海女が少なくなってきているので、八幡に住んでいてもウニに触ったことがない子どもが多くなっている。壱岐の海や地元の海女文化に興味を持ってもらい、できれば将来の海女後継者が生まれてくれれば最高に嬉しい。ウニ1500個は数万円の卸価格になるが、将来への投資です」と話した。
児童は体験後、海を見ながら「ウニ飯おにぎり」を試食。むいたウニは自宅に持ち帰り、地元のグルメを堪能した。

 

関連記事

  1. 販売は計画比106% JA通常総代会
  2. 悲願の国境離島新法が成立 壱岐地域5島も特定地域に指定
  3. 11人が市長特別表彰を受賞 芸術・文化・技能・スポーツで功績 男…
  4. 勝本浦の写真を展示 昭和・平成の記憶写真展
  5. お宝地蔵を 商店街の活性化に
  6. 新規品目「ながさき黄金」 1億円産地目指す
  7. 箱崎地域まちづくり協議会。三島、瀬戸に続き開所式。
  8. 人事異動PDF(平成28年4月1日)

おすすめ記事

  1. 今年の人身事故8件 市交通安全協会
  2. 中総体県予選に初出場、3位に 空手道クラブチーム修練会
  3. 「壱岐の魅力は日常に」 協力隊長澤さんが活動報告会

歴史・自然

PAGE TOP