芦辺町文化協会盆栽部(樋口逸年部長、24人)の「第36回さつき展」が5月29日から31日にまで、芦辺町・つばさで開催された。
会場のイベントホールには会員が丹精込めて作り上げたサツキの盆栽約170鉢が並べられ、満開となった色とりどりの花に観客からは感嘆の声が上がっていた。
樋口部長(81)はツル子夫人(79)とともに約20鉢を出展。樹齢80年近い自慢の作品などを展示し、来客者には2人で説明をした。「サツキ盆栽を作るようになって36年。鉢の大きさなどで樹高も変わるので、成長具合によって植え替えを行うなど手入れは大変ですが、思っていたように育ってくれると嬉しいものです」と自慢の作品に目を細めていた。