市は22日午前8時に告知放送で、PM2・5注意喚起情報を発令。「不要不急の外出を控える」「屋外での激しい運動はできるだけ減らす」「外出時はマスクを適切に着用する」などと呼び掛けた。
壱岐大気観測所(郷ノ浦庁舎裏)のPM2・5観測データが、同日午前1時頃から急上昇し、午前5時から1時間ごとに127、120、124μgを記録。3時間の平均値が発令基準値の85μg(1日の平均値が国の定めた暫定指針値70μgに達する恐れがある値)を超える125μgを観測した。市内での発令は平成25年3月19日以来2年ぶりだった。
22日の平均値は約88μgで、最高は午前10時に観測された144μgだった。市内は終日、白いもやに包まれたが、市環境衛生課には目の痛みなど体調不良の起こした人の報告はなかった。