九州中学校相撲競技大会が4、5日に鹿児島県奄美市の奄美体験交流館で行われ、県中学総体準優勝で出場権利を獲得した団体戦の郷ノ浦が、見事に3位入賞を果たした。
重松和輝(3年)、小森敬太(3年)、深見翔(3年)の3人で団体戦に臨んだ同中は、予選リーグC組で鹿児島1位の魚津などを破り、2勝1敗の同組1位で決勝リーグ進出を決めた。長崎1位の中部は予選リーグで敗退した。
同中は準々決勝で赤木名(鹿児島2位)と対戦。先鋒・重松が寄り切り、中堅・小森が突き出しと2連勝でベスト4入りを果たした。準決勝は広川(福岡1位)と対戦し、先鋒・重松が上手投げで先勝したが、小森、深見が敗れて1‐2。決勝進出はならなかった。
優勝は広川を下した浦添(沖縄1位)だった。
個人戦も実施され、予選リーグで小森は3敗、重松は1勝2敗で、決勝リーグ進出はできなかった。
小森は県中総体個人戦で3位になっているため、23日から徳島県で開催される全国大会へ引き続き出場する。