文化・芸術

3校で「星の王子さま」巡回公演 東京演劇集団「風」

 文化庁令和7年度学校における文化芸術鑑賞体験推進事業学校巡回公演として、東京演劇集団「風」による「星の王さま」(サン・テグジュペリ作、浅野佳成脚本・演出)が19日郷ノ浦中学校、20日勝本中学校、21日志原小学校で上演され、児童・生徒、教員が出演・観劇した。
同劇団は1987年創立で、東京・中野に専属劇場を持ち公演活動、巡回公演を行っている。壱岐3校の公演では昨年9月に劇団員によるワークショップを開き、児童・生徒らの参加場面のリハーサルを実施。本公演では前日から大型車で本格的な舞台装置を運び込み、丸一日かけて各校の体育館に舞台設営を行った。
21日志原小の公演では、5、6年生12人が合唱などに参加し、全校児童が鑑賞。立花秀史校長は酔っぱらいの「呑み助」、山内隆一教頭は地理学者役で熱演を見せた。舞台終了後は児童全員が役者たちにサインをもらうために長い列を作った。
王子役の白根有子さんは「みんながニコニコワクワクして舞台に立っている姿が、一緒に演じていてとても楽しかった。この舞台はみんなのために作られたもの。学校生活の思いでの一つになってくれれば。壱岐の子どもたちはみんな生き生きしている印象が強かった。この巡回公演をきっかけに、舞台装置、衣装、役者の演技などそれぞれが自分の好きなものを見つけて、興味を持ってもらえたら嬉しい」と話した。
大久保璃哉さん(6年)は「舞台に上がってとても緊張したが、楽しく演じることができた。舞台の上から見ると照明が凄くてまぶしくて、こんな舞台装置を作ってしまうなんてすごいなと思った。役者さんたちの演技も、やっぱりプロの人はすごいなと思った。星の王子さまのように、自信を持って堂々と生きていこうと勇気づけられた」と話した。

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