© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20162/4

社説・壱岐をこよなく愛した松尾局長

壱岐振興局の松尾明彦局長が19日に急逝された。心よりご冥福をお祈りする。
松尾局長とは壱岐に赴任されてからのこの2年弱、様々な話をさせて頂いた。厳しい質問にも常に笑顔を絶やさず、穏やかな口調で答えて頂き、いつも壱岐の振興を熱く語ってくれた。
直近も、8日の市商工会賀詞交歓会では、午後7時からNHKイブニング長崎で「猿岩カウンドダウン」が放映予定だったことから、会場近くのテレビ前で1時間も立ちながら視聴。ニュースの都合で放送されなかったことに心底残念そうな表情を浮かべたが、その間も壱岐の未来について語り続けた。
その「猿岩カウントダウン」や「B’zライブ歓迎委員会」も、松尾局長が協力のゴーサインを出したから実現できたものだった。市民の前向きな活動には協力を惜しまず、すぐに実行に移し、本庁を口説き落として予算を獲得した。
松尾局長がよく口にしていたのは「壱岐は恵まれている」との言葉だった。「壱岐産の野菜・穀物はじつに美味いし、魚はもちろん素晴らしい。壱岐牛もある。平坦な土地なので災害も少ない。大都市である福岡との交通アクセスも優れている。住民も各種イベントに一生懸命で、みんなで町を盛り上げようとしている。行政がしっかりとリードしていけば、壱岐の未来は必ず明るいものとなる」と将来を描いていた。
「マスコミにお願いしたい。批判も必要だろうが、ゴシップ誌のような批判は市にとってプラスにならない。報道を通じて市を盛り上げていく姿勢で協力して頂ければ嬉しい。地方自治体にとって情報発信は何よりも大切で、マスコミの役割は大きい。ありのままの壱岐の現況を伝えてくれれば、市民は自信・誇りになり、観光客には魅力になる」。
壱岐の魅力についてはご自身がもっとも強く感じていた。「定年退職後は、壱岐で住みたい」といつも話していたという。壱岐をこよなく愛してくれた松尾局長の遺志を、一市民として、マスコミとして継いでいきたい。

 




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20182/16

「美しい日本語の話し方」、劇団四季の俳優が授業。

本市で公演を行った劇団四季の俳優3人が5日、渡良小学校の4~6年生の児童38人を対象に「美しい日本語の話し方教室」を開いた。講師を務めたのは…

20182/16

もっと繋がる公衆無線LANを。

やや古いデータだが、観光庁が昨年2月に発表した訪日客への調査で、「旅行中に困ったこと」の1位は「施設などのスタッフのコミュニケーション」で3…

20182/16

原子力規制委と意見交換会。「住民は不安」、白川市長ら訴え。  玄海原発3号機16日燃料装填へ。

原子力規制委員会(NRA)の更田(ふけた)豊志委員長(工学者=原子炉安全工学、核燃料工学)と山中伸介委員(工学者=原子力工学、核燃料工学)が…

20182/9

「鬼は外、福は内」。一支国博物館で節分行事。

節分の3日、一支国博物館で「キッズDAY!レッツ節分」が開かれた。昨年に続いて2回目で、児童と保護者120人が参加した。 参加者は節分…

20182/9

一流芸術文化に触れる。劇団四季ミュージカル鑑賞。

劇団四季のファミリーミュージカル「嵐の中の子どもたち」の本公演が4日、市内小学生らを招待した同「こころの劇場」が5日、壱岐の島ホール大ホール…

ページ上部へ戻る