霞翠小学校(大川信也校長、70人)の相撲場で20日、伝統の「わんぱくすもう大会」が開かれ、同校児童と霞翠幼稚園児16人が元気な取り組みを見せた。
同校の学校、家庭、地域が一体となって学校を運営する組織「霞翠っ子育成協議会(翠の会)」(竹田雅美会長) が主催。保護者や地域住民らが声援を送る中、団体戦や勝ち抜き戦など行った。
横綱の土俵入りをした永元優里さん(6年)は、自宅で練習して本番に臨んだ。「勝ちたい気持ちで本気で取り組みました。(土俵入りは)緊張しました」と話した。
また、今年は開校150周年を記念して、本市出身の「壱岐の嶋」のしこ名で活躍した元力士、島本泰さん(35)=平成28年引退=と唐津市出身の元「唐津海」こと佐々木誠二さん(36)=令和3年引退=の2人を招いた。質問タイムでは、子どもたちは「なぜいつも同じ髪型をしているの」「強くなるにはどんなことをしたらいいですか」などと質問。島本さんは、「好き嫌いしないでよく食べてよく稽古をしたら強くなります」と答えた。
また、元唐津海関との相撲もあり、子どもたちは大勢で一斉に押し、会場には笑顔が広がった。