社説

離島甲子園決勝は勝本で

全日本学童軟式野球大会県大会、市中体連軟式野球競技の取材で勝本ダム野球場を訪れた。同球場の改修は昨年度の当初予算で600万円が計上され、黒土の入れ替え、マウンドの整備などが行われたと聞いていたが、見違えるような状態になっていた。
何よりも目を引いたのは一、三塁側スタンド横に専用ブルペンが設置されていたことだ。これまでリリーフ投手の投球練習はスタンド前で行われていたが、ファールボールが飛んでくると選手に当たったり、野手との接触で危ない場面があった。投球練習のボールがフィールド内に入ることで、ゲームが中断することもあった。
ジュニア、中学野球では投手の球数制限が厳しくなり、1日2試合を行う場合は当然、継投になる。ゲーム中のブルペンでの投球練習は必須だけに、専用ブルペン設置はじつに的を射た改修だった。
カチカチでイレギュラーバウンドが多かった内野グラウンドも黒土を入れ替えて野球場らしくなったし、ピッチャーマウンドもしっかりと高低差ができていた。雑草だらけだった外野グラウンドも整備、外野フェンスのラバーも交換され安全性を増していた。故障していたカウントボードや穴の開いていたネットも修理されていた。
駐車場の不足や、硬式野球の試合を行うにはバックネットの高さ、外野フェンスの高さ、バックスクリーンの設置、ナイター設備などまだ改善の余地はあるものの、離島地域の野球場としては恥ずかしくない整備ができた。
今年は離島甲子園が本市で開催される。試合には芦辺・ふれあい、大谷公園、勝本公園、青嶋の4球場を使用するが、メーン球場は芦辺・ふれあいを予定している。市HPには芦辺・ふれあい広場の野球場バックネット裏観覧席ベンチ修繕の公告が掲載されており、こちらも今後大会へ向けて準備が進められるのだろうが、少なくとも日没の心配がない決勝戦は、野球場としての設備が整った勝本公園を使用してはどうだろうか。

関連記事

  1. 横文字多用は能力の欠如。
  2. 社説・廃校活用に斬新なアイデアを
  3. 壱岐と「令和」のつながり。
  4. B’zが壱岐島をひとつにした
  5. 停電防止に電線地中化工事を
  6. 低賃金が人口減少の最大要因
  7. 「よそ者」はマーケット感覚がある人
  8. 情報公開嫌がる行政の不思議

おすすめ記事

  1. ウニや海藻の生態、ホンモノで学び 公民館教室で初の海洋教室
  2. 世界とKANPAIフェス 壱岐焼酎産地指定30周年記念
  3. 俳句ポストに約1400句 壱岐文化協会が特選作品を表彰

歴史・自然

PAGE TOP