文化・芸術

春の七草料理を提供 一支国博物館―

一支国博物館で7日、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの春の七草と壱岐産の米と野菜をたっぷりと使った「七草と冬野菜の中華風あんかけ丼」「七草と大根かさねぎょうざ」「七草入り蒸し野菜サラダ」「七草入りトマトスープ」のオリジナルメニューを無料で振る舞うイベント「新春 壱岐の味覚を楽しもう~春の七草定食~」が開かれ、市民120人が参加した。
七草は元壱岐「島の科学」研究会会長の山内正志さん、塚本絹代さんの協力のもと博物館スタッフが博物館周辺に昨年末に採集したものをすべて使用した。
博物館スタッフは「ホトケノザはすでに壱岐では絶滅しているが、近い種類のものを山内さんらが見つけてくれた。子どもたちにとっては苦くて苦手なイメージがある七草を、あんかけ丼やぎょうざなど子どもたちが好きなメニューに調理することで、食べやすく工夫した。春の七草という伝統にも興味を持ってもらえたのではないか」と話した。

関連記事

  1. 特別賞に93歳加藤博子さん しまごと芸術祭絵画写真展
  2. 練習の成果披露 壱岐商高ウィンターコンサート
  3. 壱岐オリジナル4作品も 一支国博物館「ボクネン展」
  4. 山口幹雄賞に植村德治さん 第65回市美術展覧会表彰式
  5. 「光のラビリンス2」展開幕 光とアートの不思議な世界
  6. 石田納涼夏祭りが廃止 半世紀以上の伝統行事
  7. 郷ノ浦・法輪寺で消防訓練 本堂から文化財を運び出す
  8. 版画部門で野川さんに知事賞 第69回子ども県展表彰式 副知事らが…

おすすめ記事

  1. 庄触でヒマワリ大輪 被害者支援の絆プロジェクト
  2. 県大会2連覇、全国大会へ 初山小が6度目のV、上位4位を独占 交通安全こども自転車県大会
  3. 開花は数十年に一度のリュウゼツラン 近くにハイビャクシンの繁茂も

歴史・自然

PAGE TOP