市は6日午後5時現在、新たな感染者が3人確認されたと発表した。3人はすでに感染が確認されている人の家族という。市の累計感染者数は56人(12月28日以降49人)となった。
白川博一市長は午後6時半に行った告知放送で前日に引き続き「感染者数の急増に伴いベッド数が不足するなど、医療現場では危機的な状況になっていると壱岐医師会、県壱岐病院から指摘をうけている」とし、3密の回避など感染予防を呼び掛けた。新たな3人の感染者情報は、県の発表がある7日午後4時過ぎに壱岐新聞ホームページに掲載予定。
また中村法道知事は6日午後6時から記者会見を行い、同日開催した専門者会議の意見を踏まえ県内全域の感染ステージを「4」に引き上げ、7日から17日まで不要不急の県外との往来を極力控え、会食を避けることを県民にお願いすること、また長崎医療圏(長崎市)に関しては不要不急の外出を控えるようにお願いすると発表した。感染経路は県外者との接触が55%を占めており、飲食店が要因である者は13%であることから、現段階では飲食店などへの時短営業や営業自粛は求めないとした。
壱岐市に関しては、医療現場のひっ迫はあるものの、クラスターの全容がほぼ解明できていることから、壱岐市長とも相談し特段の措置は取らないこととした。
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