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第2期生23人が巣立つ。こころ医療壱岐校卒業式。

本市初の専門学校として2017年4月に開校した学校法人岩永学園・こころ医療福祉専門学校壱岐校(中野勝校長)の第2回卒業証書授与式が3日、芦辺・つばさで行われ、第2期生として入学した23人(日本人6人、外国人17人)が2年間の学習で介護福祉士の国家資格を取得し、全員卒業した。

卒業生のうち壱岐出身の日本人6人(大久保裕仁、清川貴弘、中村萌、柳川絢音、山川翔平、江口大地)とカンボジア人1人(レン・マネス)の計7人は、市内の介護施設に就職が決まっている。

昨年度に卒業した7人も島内で就職しており、将来的に深刻な人手不足が心配されている本市の介護福祉行政にとって、同校の役割の大きさが改めて示されている。

卒業式は、ラルタンタナさん(インド)が代表して卒業証書を受け取り、江口大地さんが卒業生代表答辞を述べた。江口さんは「2年前の入学時は、文化・習慣のまったく違う17人の留学生が同級生となり戸惑ったが、地区民運動会で協力し合って競技に臨んだり、バスハイクなどで、いまでは国籍などまったく関係ないほど仲良くなれた。国家試験合格というみんなで一つの目標があったことで、一致団結できた。授業・実習だけでなく、このような出会いも本当に貴重だった」と2年間を振り返った。

ラルタンタナさんは「やさしい先生たちや同級生、先輩のおかげで、困ったことはまったくなかった。とても楽しい2年間だった。卒業後は島原で働くことが決まっているが、時間ができたら絶対に壱岐に遊びに来たい」と話した。

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