勝本町の聖母宮大祭(10~14日)の最終日に和船競争があり、伝統行事を見物しようと観光客らが岸壁に集まった。
紅白の2隻にそれぞれ5人が乗り込み、1人が水竿(みさお)を持って漕ぎ手を指揮。同浦郵便局前から対岸の御仮堂までの約250㍍を櫓で漕いだ。
スタート前には岸壁で風舞組が太鼓を演奏する中、世話人会が青竹を打ち鳴らして競争の始まりを告げた。2隻の位置が揃った三度目に舟と岸壁を繋いだ綱が切られて同時にスタート。「エイサー、エイサー」の勇壮な掛け声と共に波を切った。
白が勝てば豊作、赤が勝てば大漁と古くからその年を占う伝統行事で、今年は僅差で赤が勝った。
この舟グロ競争を見物するために旅行の日程を組んだという東京都から来島の竹林真須美さん(60)は「厳かで真剣で守ろうとしている姿があり、このまま続けていってほしいなと思いながら見ました。皆さん勇壮な姿で太鼓の音も聞こえて、街をあげての祭りで素晴らしかったです」と感激した様子だった。





























