© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201711/10

「朝鮮通信使迎接所絵図」が世界記憶遺産に登録。

ユネスコ国際諮問委員会は10月31日、「朝鮮通信使に関する記録‐17世紀~19世紀の日韓の平和構築と文化交流の歴史」(111件333点)を世界の記憶(世界記憶遺産)に登録することを決定した。昨年3月に日韓両国の民間団体が共同申請していた。日本側48件208点の記録のうち、「朝鮮通信使迎接所絵図」1件1点は本市勝本町の土肥純子さん(77)が所有している。

絵図は、勝本町勝本浦に朝鮮通信使が寄港・宿泊した際に利用した迎接所の平面図で、縦79㌢、横168㌢の紙本墨書。虫食い、破損などにより一部失われているが、建物の平面構造をよく知ることができる。鯨組の土肥家で宮大工の棟梁を代々務めた土肥家に伝わる「土肥家文書」(市指定有形文化財)の中の史料で、制作者・制作年は不明とされている。絵図には正使、副使、従事官の三使臣をはじめとする通信使一行の部屋のほか、番所、通信使付きの対馬藩家老詰所、対馬守休憩所、通訳詰所などが描かれ、通信使の官位ごとに釜所、湯殿が設けられていたことを知ることができる。絵図の画像は一支国博物館の常設展示スペースで展示されており、拡大して観覧することができる。

登録決定を受け白川博一市長は「壱岐の先人が残したものが、後世に残すべき世界の記憶として認められ、大変名誉である。朝鮮通信使は外交使節として江戸時代に計12回派遣されたが、このうち壱岐へは第1回から11回まで、往路11回、復路8回立ち寄っており、聖母宮の南側に迎接所を設けて一行をもてなしてきた。登録を機に、韓国をはじめとする海外の国々との交流をさらに進めていきたい」と話した。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20181/5

神社の数「世界一」。ギネスブックに申請。

「神社の密度、世界一」。壱岐島にキャッチフレーズが増えるかもしれない。市はこのほど、本市の新たな魅力発信を目的に、神社の数に関してギネスブッ…

20181/5

壱岐産品詰め合わせを発送。ふるさと商社は販売重点。

Iki‐Bizがアイデアを提供するのに対して、市ふるさと商社は商品開発にも協力するが、その重点を「掘り起こし」「ブランド化」「販売」に置いた…

20181/5

移住促進に意識改革を。

2018年の壱岐にとって最も重要な施策は「移住」だと思う。「働く場所の確保」「子育て環境の整備」ももちろん重要だが、仕事は特に必要がない年金…

20181/5

Iki‐Bizが壱岐を変える。新商品・サービスに成果。

2018年の本市の地方創生を大きく左右する役割を担っているのが、昨年8月にオープンした壱岐しごとサポートセンター「Iki‐Biz」(郷ノ浦町…

201712/29

壱岐署に門松寄贈。盈科小交通少年団

地域防犯リーダーの綿井信久さん(68)と盈科小学校交通少年団の9人が22日、壱岐署に手作りの門松1対を寄贈した。綿井さんは門松寄贈を15年以…

ページ上部へ戻る