友だち追加

© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201911/15

航空路維持はまだ安心できない。

壱岐市からの知事要望、県中学駅伝と2週続けて長崎本土に取材に出向いた。知事要望は県庁で午前11時から、中学駅伝は諫早で午前10時50分のスタートで、ともにORCの第1便に搭乗すれば間に合う時間帯のため、前泊しなくても済んだ。壱岐が長崎県とのつながりを感じられるのは、この航空路線があるからだと強く感じる。

運賃だけを考えても、国境離島島民割引があるので往復1万円となり、ジェットフォイル~JR特急での福岡経由と比べてほぼ変わらない。往路はともに満席だったので、早めの予約をしていて良かった。ORCに搭乗すると、客室乗務員のおもてなしに感激する。丁寧な対応や笑顔はもちろん、忙しい中、手作りの観光ガイドブックの配布などの心遣いも嬉しい。やはり航空機のきめ細かな顧客サービスは観光振興にも重要で、壱岐に航空路線は不可欠だ。

知事要望で最重要項目として取り上げたのは、航空路維持のための壱岐空港滑走路延長に関してだった。4年連続の要望だが、今年も中村法道知事の回答は「巨額な予算が必要で、現時点では調査費の予算化も考えられない」などと厳しいものだった。後継機としてATR社製の航空機を導入すれば、現在の壱岐空港滑走路でも離発着できることを県は強調したが、本当に導入が可能なのだろうか。

ORCなど九州離島航路を運航する3社とJAL、ANAが協業組織を設立し、機材の統一へ向けた準備を進めている。話し合いが進めば、理論的にはJAL系列が導入しているATR機の導入も可能かもしれないが、現在運航しているボンバルディア機とはパイロットも整備士も違う資格が必要になる。資格の新規取得には最低でも3年は必要とされており、パイロット、整備士養成が機体更新時期までに間に合うのか。経営が厳しい中、各空港に整備士を配置できるのだろうか。

ATR機導入が検討されても、壱岐空港の航空路維持は、まだまだ安心ができない。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

202110/25

今季初のインフルエンザ感染者 コロナとの同時流行を懸念 県内の第1号 昨季は市内ゼロ

新型コロナ禍にインフルエンザの脅威も加わってきた。壱岐保健所は11日、第40週(4~10日)の感染症速報を発表。この期間に県内で今シーズン初…

202110/25

名所巡るトレッキング 箱崎まち協がコース作成

箱崎まちづくり協議会(浦川隆会長)は、観光客の増加や健康増進を目的に、同地区を巡るトレッキングコースを作成。来年4月のオープンを前に17日、…

202110/25

「夢はその時々で変わっていく」 Vファーレン・小柳さんが授業

Vファーレン長崎は11日、ホームタウン活動の一環で田河小学校で特別授業「V‐DREAM」を開き、普及インストラクターで元Vファーレン選手の前…

202110/18

壱岐高が優秀賞受賞 全国高校生歴史ファーラム

歴史論文の全国大会である第15回全国高校生歴史フォーラム(奈良大学、奈良県主催)の研究レポートの審査結果が8日に発表され、壱岐高校東アジア歴…

ページ上部へ戻る