© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

201712/29

用具支援でスポーツ振興を。

1面の「今年の十大ニュース」で取り上げたが、今年は壱岐の子どもたちのスポーツでの活躍が目立った。特に12月10日に大阪・万博記念公園で行われた全国小学生クロスカントリーリレー研修大会で、壱岐ジュニアランナーズの6選手が6位入賞を果たしたことは、卓越した1人による個人種目での活躍とは違った意義がある快挙だった。

かつては団体競技でも、壱岐商業高校の女子駅伝、壱岐高校の男子バレーボールなどが全国大会で輝かしい成績を残したが、人口減少が急激に進んで選手層が薄くなってきたこと、練習環境・技術が急速に発展している中で離島という地域的ハンデの影響度が大きくなってきたことも原因で、成績は年々低下を続けていた。

スポーツでトップを目指す子どもは、家庭に経済的な余裕があれば、島外の中学・高校に進学するケースも増えている。スポーツによる島の活性化、若者の人口流出などを考えると、できるだけ高校卒業まで壱岐に残ってもらいたいとは思うが、子どもたちの夢の実現のためには仕方がない面もある。

島に残っても夢が実現できるように、市にフォローしてもらいたい。現在もふるさと納税を活用した「子ども夢プラン応援補助金」で遠征費用の補助は行われているが、さらに踏み込んで、県大会優勝者・チームには用具購入補助を行ってはどうか。

例えば陸上競技のシューズの場合、競技者用は軽量化が進んでおり、通常のランニングシューズとはまったく別物になっている。トップ選手はオーダー品で数十万円もするが、市販品でも2万円程度する。種目、トラックの形状によっても違うシューズ・スパイクが必要になる。野球のバット、グローブなども、高品質品はクラブの運営資金では手が出ない価格だ。

県大会で優勝して九州大会、全国大会への出場を決めた場合は、こんなご褒美があれば子どもたちもさらにやる気になって好成績を残し、壱岐に残りたいと思ってくれるかもしれない。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20185/18

ツマアカスズメバチ、新たに1個体捕獲。

九州地方環境事務所は11日、壱岐市内で8日に特定外来生物であるツマアカスズメバチ1個体を捕獲したと発表した。 市内では昨年9月に初めて…

20185/18

「ウエストリー」に見る地方創生。

「WESTORY」(ウエストリー)というブランドを聞いたことがあるだろうか。長崎県北部にある3つの老舗縫製工場が昨年10月に立ち上げた、メイ…

20185/18

日本初の無人機実証実験。国境監視、海難救助に期待。

米国の遠隔操縦航空機大手ジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ(以下、GA社)は10日、壱岐空港を拠点に無人機「ガーディアン…

20185/11

1年間の豊作を祈願。献穀田お田植え祭

県神社庁壱岐支部(榊原伸支部長)は4月30日、芦辺町箱崎大左右触の佐肆布都(さしふつ)神社神田で、献穀田お田植え祭を開き、約130人が参加し…

20185/11

フェイスブックの有効な活用を。

壱岐市役所のフェイスブックページが4月27日に開設された。「自治体や首長もSNSを利用して積極的に情報発信をすべきだ」との要望は、これまで市…

ページ上部へ戻る