© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20176/9

社説・旧4町意識を排除した選挙戦を

7月30日投開票の市議会議員選挙が近づいてきて、幹線道路沿いには立候補予定者の看板が立ち並び、毎朝辻立ちをしている予定者の姿も目にするようになってきた。
壱岐新聞社の調べでは、現職15人中2人が出馬辞退を表明しており、無所属13人が再選を目指している。元職は無所属1人が出馬を表明。新人は公明党、共産党の公認候補各1人、無所属4人の計6人が予定しており、20人が定員の16議席を争う展開になりそうだ。
残念なのが女性候補が一人もいないこと。現職1人だけの女性議員が引退予定で、新たな候補者にも女性はいない。市は第2次男女共同参画基本計画を策定し、男女共同参画推進懇話会を設置するなど、女性の社会進出を後押しする動きを強めている矢先に市議会から女性がいなくなるのは、本市の男女共同参画の流れの後退につながらないか心配だ。
市議会になぜ女性立候補予定者が出ないのか、議会活性化委員会や議会運営委員会でも徹底的に調査して、女性議員比率が40%を超えている東京都清瀬市、小金井市、滋賀県湖南市、茨城県牛久市、九州では唯一30%超えの福岡県宗像市などの事例を参考にしながら、改善策に取り組んでもらいたい。
もう1点気になるのが、合併後4度目の市議選だというのにいまだに旧4町とか、地区公民館などの思惑が大きい点だ。
「郷ノ浦から10人出るので大激戦になる」「勝本、石田は2人ずつしか出ないので楽ではないか」とか、「○○公民館は○○を推しているから、同じ地区で他に出たい若手候補者がいたのに立候補をあきらめた」などの話を聞くことがある。
Iターン者の記者から見ると、わずか2万7千人の小さな島なのだから、もっと全島的な感覚で、政策内容で選挙戦を行ってもらいたいと思ってしまう。
地域に密着したドブ板活動は確かに重要だが、候補者には島内1万1千世帯すべての声を聞く「壱岐全体のドブ板選挙」を期待している。




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20182/16

「美しい日本語の話し方」、劇団四季の俳優が授業。

本市で公演を行った劇団四季の俳優3人が5日、渡良小学校の4~6年生の児童38人を対象に「美しい日本語の話し方教室」を開いた。講師を務めたのは…

20182/16

もっと繋がる公衆無線LANを。

やや古いデータだが、観光庁が昨年2月に発表した訪日客への調査で、「旅行中に困ったこと」の1位は「施設などのスタッフのコミュニケーション」で3…

20182/16

原子力規制委と意見交換会。「住民は不安」、白川市長ら訴え。  玄海原発3号機16日燃料装填へ。

原子力規制委員会(NRA)の更田(ふけた)豊志委員長(工学者=原子炉安全工学、核燃料工学)と山中伸介委員(工学者=原子力工学、核燃料工学)が…

20182/9

「鬼は外、福は内」。一支国博物館で節分行事。

節分の3日、一支国博物館で「キッズDAY!レッツ節分」が開かれた。昨年に続いて2回目で、児童と保護者120人が参加した。 参加者は節分…

20182/9

一流芸術文化に触れる。劇団四季ミュージカル鑑賞。

劇団四季のファミリーミュージカル「嵐の中の子どもたち」の本公演が4日、市内小学生らを招待した同「こころの劇場」が5日、壱岐の島ホール大ホール…

ページ上部へ戻る