© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20167/26

特別企画展「イキものがたり」 コウノトリから河童まで60点

一支国博物館の第30回特別企画展「イキものがたり」が15日から1階テーマ展示室で始まった。9月4日まで。入場無料。
同展は壱岐島で見られる動物や植物のあまり知られていない実態に焦点を当て、壱岐の生き物の「ものがたり」として解説。生体、標本、化石、文献などを用いて、夏休みの学習研究のために訪れる子どもたちにも判りやすいように紹介している。
展示室に入ってまず目を引くのがコウノトリ「ハチゴロウ」のはく製。壱岐島に毎年飛来する国指定特別天然記念物のコウノトリは、日本では絶滅していたが、日本最後の生息地となった兵庫県豊岡市が1965年に人工飼育を開始した。そのコウノトリの郷公園に、2002年に突如大陸から飛来したのが野生の「ハチゴロウ」。同鳥はそのまま公園に住み続けたことで、コウノトリの野生復帰のために何をすればよいのかという難題への生き字引となった。
豊岡市は、壱岐市と友好都市提携を結ぶ朝来市とともに旧但馬国であるという縁もあり、コウノトリ復活のシンボルである「ハチゴロウ」のはく製を、今回初めて市外に貸し出した。
その他、あのシーボルトが編さんした「日本動物誌」「日本植物誌」などの文献、壱岐出身の4人の偉大な自然科学者の足跡をまとめた「壱岐島学者ものがたり」、芦辺町の高源寺に所蔵されている「河童の証文」など本島などの河童伝説をまとめた「がわっぱものがたり」、博物館学芸員が専門家に依頼してまとめた絶滅危惧種「壱岐島RED LIST」など約60点の展示は、見応え十分なものになっている。
須藤正人館長は「今回の特別展は人間と生き物の共生共存がテーマ。夏休みの子どもたちに楽しんでもらい、大人にはしばし少年少女の日に立ち戻っていただければと思っている」と珍しい自然科学系展示の企画意図を説明した。

 




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20197/19

壱岐高放送部が全国大会出場。22日からNHK杯コンテスト。

壱岐高校放送部が22日から25日まで東京・国立オリンピック記念青少年総合センターとNHKホールで開催される第66回NHK杯全国高校放送コンテ…

20197/19

Kokoke Hula、筒城でフラダンス。

夏の壱岐のフラダンス・パーティー「第8回Kokoke Hula IN 壱岐」(同実行委員会主催)が14日、筒城浜ふれあい体育館で開かれ、長崎…

20197/19

老朽化が不安なORC機。

ORC機が不適切な整備のまま運航を続けていた問題は、利用者にとってはまさに驚愕の出来事だった。公共交通機関が安全第一であることは当然だが、そ…

20197/12

山口紗奈さんが最優秀賞。第69回中学生弁論大会

第69回社会を明るくする運動・中学生弁論大会(壱岐地区保護司会主催)が5日、壱岐の島ホール大ホールで開かれ、市内4中学校から各2人、計8人が…

20197/12

全員協議会を原則公開に。

6月28日の市議会定例会6月議会最終日の閉会後、市議会全員協議会が開かれた。全員協議会が報道に対して公開されたのは、現体制では今回が初めての…

ページ上部へ戻る