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20161/19

2211人が壱岐路を疾走 第30回壱岐の島新春マラソン

第30回壱岐の島新春マラソン大会(同実行委員会主催)が10日、芦辺・ふれあい広場を発着とした特設コースで、2211人が出場し、ハーフマラソン・10・5・3・2㌔と1㌔親子ペアの6部門で、それぞれ男女、年齢別の33種目で行われ、2155人が完走した。大会新記録は新設種目以外に3種目で達成された。招待選手の弘山晴美さん(47=元資生堂)、藤永佳子さん(34=資生堂)、扇まどかさん(32=十八銀行)、古賀悠華さん(22=同)の4選手が各レースに特別参加して、選手たちを励ますなど大会を大いに盛り上げた。(新春マラソン成績詳細などは次号で掲載)
注目のハーフマラソン一般男子(39歳以下)は、ハーフ1時間08分22秒、フル2時間20分27秒の実績を持ち、全国のレースを行脚している初出場の岩山海渡さん(33=茨城陸協)が1時間10分58秒の素晴らしいタイムをマーク。2位に4分以上の大差をつけて圧勝した。「10㌔過ぎで展開がバラけたので、一気にスパートした。起伏や強風もあり着差ほど余裕はなかったが、後半の海の景色が気持ち良く、新鮮な気持ちで走ることができた。離島で走る機会がこれまでなかったので、存分に雰囲気を味わうことができました」とレースを楽しんだ。
ハーフ一般女子で最高タイムをマークしたのは40歳以上優勝の浦辺彰子さん(42=福岡陸協)の1時間29分32秒。郷ノ浦町出身で、高校まで壱岐で過ごした。「3回目の出場で昨年3位、一昨年2位だったので、優勝できて嬉しい。目標の1時間30分もクリアできた。懐かしい風景を楽しみながら、知っている人の顔を観ながら、皆さんの応援の声を受けて、楽しんで走ることができた。長距離走は前日に美味しいものをたっぷりと食べてエナルギー補給をするのが大切なので、壱岐のレースは最高です」と里帰り優勝を喜んだ。
今年からコースが変わり、左京鼻折り返しの海沿いのコースとなった10㌔は「アップダウンは厳しくなったが、景色が素晴らしい」と出場選手から好評だった。10㌔一般男子39歳以下を34分16秒で制した倉本昂洋さん(福岡大2年)は、壱岐高陸上部の出身で2年ぶりの新春マラソン出場を優勝で飾った。「2年前に10㌔を走った時よりもコースはタフになっていたが、やはり地元・壱岐で走るのは気持ちが良い。目標は32分台だったので記録には不満が残るが、次は県下一周駅伝で壱岐市代表として好成績を残します」とふるさとへの貢献を誓った。
ニューヒロインも誕生した。3㌔中学生女子は第一人者の田中亜可梨(芦辺3年)の連覇が濃厚だと思われていたが、下克上を果たしたのは末永恋菜(郷ノ浦1年)。10分49秒で2位田中に11秒差をつけた。「残り3百㍍くらいで田中さんを抜いたけれど、絶対に抜き返されると思っていた。まさか1位になれるなんて思っていなかったのですごく嬉しいし、目標の11分切りを果たせたので感激です。練習と沿道の応援が力になりました」と最後は声を掛けながら伴走してくれた十八銀行・古賀選手の励ましに応えて、田中さんを振り切った。
田中さんも「入りのペースが速すぎたこともあるが、恋菜ちゃんはすごく力をつけている。頼もしいです。県下一周駅伝では力を合わせて、上位を目指したい」と末永さんの成長を称えた。
招待選手の弘山さんは「島のほとんどの子どもが集まっているのではないかと思うくらい、多く参加していて驚いた。走ることはすべての運動の基本になるので、大きくなっても走ることを続けてもらいたい。壱岐は初めて訪れたが、神道発祥の地ということを知らなかった。月読神社が素晴らしかった。次に来る時には事前に勉強して、神社巡りをしたい」、扇さんは「子どもたちと一緒に走れて楽しかった。走ることの楽しさを感じてもらえるのは素晴らしいこと」と大会を絶賛した。

マラソン(3㌔中学生女子を制した末永恋菜さん) マラソン(10㌔一般男子で里帰りVの倉本昂洋さん) マラソン(ハーフ一般男子優勝の岩山海渡さん) マラソン(ハーフ女子最高タイムの浦辺彰子さん)

 




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