© 【公式】壱岐新聞社 All rights reserved.

20141/10

志茂田景樹さんが講演 一支国じんけんフェス

じんけんフェス(講演を行った志茂田景樹さん)

「一支国じんけんフェスティバル」(壱岐市など主催)がこのほど石田農村環境改善センターで行われ、作家でタレントの志茂田景樹さん(73)が「いじめに未来はありません!」と題した記念講演を行った。
志茂田さんがショッキングピンクの半袖セーター、ネコの顔をデザインした赤いポシェット、ブルーのスニーカーという独特な衣装で登場すると、集まった約200人の観客から歓声が上がった。
志茂田さんは子ども時代、引っ越したため友人のいない中学に入学したことで、イジメの対象になった経験を話した。
「姉の花柄ブラウスを裁断したシャツをお下がりで着ていたことがきっかけ。買い物で間違えて魚屋さんにおからを買いに行ってしまったのを見られて『オカラ』とあだ名をつけられ、走り方が変だったのでそれが『オケラ』になった」。
小柄だったため小突かれたり、プロレス技をかけられたりして痛い思いもしたが「いじめっ子も限度をわきまえていた。学校へ行くのは嫌になったけれど、不登校という意識はなかった」。その変な走り方が学校中の大爆笑を誘ったことからいじめグループにも変化が生じて、親近感を持ってくれるようになり、いつの間にかイジメはなくなった。
いまのイジメとの違いについて「昔は3世代同居で、祖父、祖母からおだやかに叱られたことで、愛情を感じながらルールを教えられた。それが核家族化になってきたことが、いまの陰湿なイジメを生んでいるのかもしれない」と分析。
自身は小柄でひ弱そうに見え、舌っ足らずな口調もイジメのきっかけになったように「人とどこか違うところがあるとイジメの対象になる。でも違うところはその子の個性だと認める家庭環境と社会が必要。ハンデがあっても乗り越えて健康に生きられる社会、子どもの夢を育むことができる人権の根付いた社会にしていくことが大切です」と話した。

 




  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

20197/12

山口紗奈さんが最優秀賞。第69回中学生弁論大会

第69回社会を明るくする運動・中学生弁論大会(壱岐地区保護司会主催)が5日、壱岐の島ホール大ホールで開かれ、市内4中学校から各2人、計8人が…

20197/12

全員協議会を原則公開に。

6月28日の市議会定例会6月議会最終日の閉会後、市議会全員協議会が開かれた。全員協議会が報道に対して公開されたのは、現体制では今回が初めての…

20197/12

ORCに業務改善勧告。不適切整備で約百便運航。8月5日までに報告義務。

国土交通省大阪航空局(川勝弘彦局長)は5日、オリエンタルエアブリッジ株式会社(ORC、本社・大村市、日野昭社長)に対して、飛行機の不適切な整…

20197/5

中小企業庁が重家酒造選定。はばたく中小企業300社

中小企業庁はこのほど、ITサービス導入、経営資源の有効活用などによる生産性向上、積極的な海外展開など様々な分野で活躍している中小企業・小規模…

20197/5

論議が必要な小学校統廃合。

文部科学省の調査によると1989年度に2万4608校だった公立小学校が、2018年度には1万9591校に20%減少した。小学校の統廃合は全国…

ページ上部へ戻る